Apple Watch 2でのSuicaの使い方や登録方法・注意点
2017/07/12
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iPhone7/PlusとともにFelicaが搭載されたスマートウォッチ「Apple Watch2」ではSuica利用も可能となっています。
特にiPhone7/Plus以前のiPhoneシリーズを持っている場合でも、「Apple Watch2」でSuicaを使用することが出来る点が非常に便利なのですが、その使い方や登録方法についての情報はiPhone7/Plus以上に少ないんですよね。
一度使用すると便利すぎて手放せなくなる!と評判のApple Watch 2を使いこなすために、ここではApple Watch 2のSuica登録方法や手順、チャージ方法などの使い方をたっぷりとご紹介します。
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目次
Apple Watch 2でSuicaを使うために必要なもの
まず、Apple Watch 2でSuicaを使うためには、Apple Watch 2以外にiPhone端末など以下のものが必要となります。
- 最新のOS(iOS10.1)にアップデートしたiPhone5以降のiPhoneシリーズまたはiPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 3 以降のiPadで、Apple Watch 2とペアリング登録しているもの
- Suicaアプリ(iPhone/iPad上にダウンロードしておく)
- Watch OS3.1にアップデートしたApple Watch 2本体
iPhone6など、どこまでの過去モデルが対応しているの?
iPhoneシリーズの中でFelicaが搭載されSuicaが改札などで使用できるのはiPhone7/Plusのみですが、Apple Watch 2でSuicaを使用するときには特定の条件で他のiPhoneシリーズでも対応しています。
具体的には、以下の条件となるので利用の際は注意しましょう。
- Apple Watch 2とペアリングできる日本国内で発売されたiPhone5以降の「Apple Pay」対応機種
- Suicaは「新規発行」のみ利用可
(手持ちのSuicaカード情報を移行するにはiPhone7/Plusが必要)
iPhone5以降の機種にSuicaアプリをダウンロードすると、Apple Watch 2とペアリングしているときのみ、Suicaカードを新規発行することができるようになります。
今までSuicaカードを使っていたという方は、手持ちのカードの追加がiPhone6以前の機種では出来ないので気をつけてくださいね。
Suicaカード情報の新規発行手順は「Apple Pay Suica/Pasmoや交通系ICカードの使い方・疑問を徹底的に解説」Suica登録方法の「まだSuicaカードを持っていない方」をご覧ください。
【Apple Pay Suica】Pasmoや交通系ICカードの使い方・疑問を徹底的に解説
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登録方法
Apple Watch 2でのSuica登録方法は以下の手順となります。
iPhone7/Plus
Suicaアプリを起動
↓
「+Suica発行」
↓
新規発行またはカード情報の取り込み
↓
Apple Watchアプリを起動
↓
「WalletとApple Pay」から「カードを追加」を選択
↓
「iPhone上のほかのカード」のところにSuicaが出てくるので「追加」を押す
iPhone7/Plus以外の対応機種
Suicaアプリを起動
↓
「+Suica発行」
↓
新規発行
↓
Apple Watchアプリを起動
↓
「WalletとApple Pay」から「カードを追加」を選択
↓
「iPhone上のほかのカード」のところにSuicaが出てくるので「追加」を押す
注意点
登録したSuicaカードは、iPhoneと同じものを共有できないのでiPhone7/Plusを利用している場合はApple Watchアプリに追加すると、本体の「Walletアプリ」からはカードの確認できません。登録したSuicaカードはApple watchメニューの「WalletとApple Pay」から確認しましょう。
Apple Watch 2に登録したSuicaカードは、最初に登録したものが「エクスプレスカード」として通常利用するカードになります。
エクスプレスカードの変更は「Watchアプリ」の「WalletとApple Pay」から変更可能です。
また、Apple Watch 2のサイドボタンを「ダブルタップ」するとApple Watch 2単体でもApple Payを起動できるので、エクスプレスカードとして登録されたSuicaカード以外のものを利用したいときは、この操作で別のカードを選択できますよ。
チャージの仕方
出典:http://www.apple.com/jp/apple-pay/getting-started/
Apple Watch 2でSuicaを利用する場合、Apple Watch 2を操作することでチャージが可能となっています。
iPhone/iPad側で行う操作
設定→Watch→WalletとApple Pay
→「カードを追加」または「iPhone上のほかのカード」にクレジットカードが出ているときは各カード右横にある「追加」を押す
(すでにiPhone/iPadのWalletにクレジットカードを登録しているときは「iPhone上のほかのカード」の項目に各クレジットカードが表示されます)
→カードのセキュリティーコードを入力し、「次へ」を押す→利用規約に「同意する」→完了
Apple Watch2でクレジットカードが利用できるようになると、Apple Watch2上に通知がきます。
Apple Watch2で行う操作
「Walletアプリ」を起動→Suicaを選択→「カードオプション」→「チャージ」→デジタルクラウンをまわしてチャージ額を設定→チャージを押す→確認画面が表示されたらサイドキーをダブルクリック→完了
注意点
一度クレジットカードをiPhone/iPadからWatchメニューのWalletとApple Payに登録すれば、そのあとはiPhone/iPad側の操作は必要ありません。
ただし、Apple Watch2に登録したSuicaへのチャージは、Apple Watch2とiPhone/iPadをWi-FiまたはBluetoothで接続されている状態で行う必要があります。
定期券は使える?
出典:http://www.jreast.co.jp/reservation-service/pass.html
Apple Watch2でSuicaを使うときは、iPhone7/Plus同様Suica定期券の利用も可能です。
iPhone7/Plusと同じ利用条件となり、たとえば高校生以下の方の通学定期券などは利用できないので注意しましょう。
利用条件については「Apple Pay Suica/Pasmoや交通系ICカードの使い方・疑問を徹底的に解説」をご覧ください。
注意点
iPhone7/PlusとペアリングしてApple Watch2に定期券を登録する場合は、現在使用中のものが登録可能ですが、iPhone6以前のモデル、iPadとペアリングしている場合、新規発行しか登録できないので注意が必要です。
新たにSuicaアプリ上でSuica定期券を発行するのであればiPhone6以前のモデル、iPadとのペアリングでもApple Watch2で定期券利用が可能となります。
まとめ
腕につけたままSuicaが使えるApple Watch2では、改札でいちいちiPhone7/Plusを取り出してタッチする以上に便利でスピーディーな処理が期待されます。
また、iPhone6以前の機種を使っていても新規発行ならSuicaの利用が可能、という点も機種変更をしなくて良い分、助かりますよね。
今まで以上にムーズな電車・バスの乗り降りが実現するApple Watch2は、Suicaの登録方法などもとっても簡単です。
iPhone7/Plusをお使いの方はもちろん、それ以前の機種をご利用中の方にとってはスマートなSuicaを体験できる最高のチャンスなので、ぜひ試してみてくださいね。
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