Xperia XZの発熱対策!原因と問題解決6選
2017/09/12
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いよいよ日本での発売も秒読みとなってきた2016年Xperia Xシリーズ真のフラグシップ機Xperia XZは、高性能カメラをはじめとするハイスペック機で購入意欲をそそられますよね。
一方でXperiaシリーズは利用中に端末が熱くなる、というイメージがあり、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
発熱しないのが一番ではありますが、Xperia XZをはじめとして高性能な最近のスマホは、電子回路を内蔵しているという特性上、まったく発熱させずに使うのも実は難しかったりもするんです。
今回は、最新機種Xperia XZの発熱対策がどのようになっているのか、発熱する場合、何が原因で解決方法はどんなものがあるかなど、いざというときに役立つ情報を集めてみました。
目次
原因
Xperia XZを操作しているときに「熱いなぁ」と感じることがあるとすれば、その原因はどこにあるのでしょうか。
Xpria XZには高性能カメラや処理能力の高いCPUが搭載されており、バッテリーもハイスペックな端末の性能を維持するために容量の大きなものが使われています。
処理能力の高いCPUはたくさんの機能を一度に動かすことが出来ますが、その分常に駆動しているので、基盤部分が発熱の元になったりするんです。
これらは、ひとつひとつの原因でも発熱が起こりますし、重なると高温になる可能性も考えられるんですよね。
ここでは、まず、Xperia XZを利用していく中で発熱の原因となる部分を詳しくご紹介します。
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充電方法
発熱しやすい状況といえば、Xperia XZを充電しながら操作をする場合も挙げられます。
何も操作をせずに充電すると、電池残量を増やすだけで良いのですが、操作をしていると一方で電池残量を減らしながら、一方でそれ以上の容量に増やすという作業になるので、電池への負荷もかかりやすく、大きな発熱の原因となってしまいます。
CPU
Xperiaシリーズの中でも、Xperia Z4やXperia X Performanceなどが特に発熱の多い機種といわれていましたが、これらの機種では発熱の問題がCPUにありました。
CPUはXperia XZを含むスマホの頭脳部分で、高性能スマホになればなるほど高い処理能力を持つものが搭載されています。
瞬時にたくさんの操作を理解して動かす賢いCPUですが、連続で駆動していると基盤部分の発熱に繋がるんですね。
昔のスマホはCPUの性能があまり高くなかったので発熱問題も少なかったのですが、Z4やX PerformanceについてはCPUが高性能過ぎて基盤に付けられている放熱用の部品では対処しきれなかったようです。
スマホだけではなく、PCなどの精密機器には大抵、基盤部分に発熱を抑える部品がついていて、Xperia Z5やXperia XZについてはCPUの性能とのバランスを考慮しているそうなので、CPUが原因での高温発熱は起こりにくいのではないでしょうか。
アプリ
Xperia XZで気になるほどの発熱をする場合、起動中のアプリが原因で発生している可能性も考えられます。
アプリの中にはあまり電池消耗せず、通信量も少ないものもありますが、位置情報を使うゲームやグラフィックがきれいなゲームなどを長時間しているとバッテリーや基盤部分に負荷がかかり発熱するんですね。
また、公式ではないアプリの場合、Xperia XZにきちんと対応していないことがあり、無理に使い続けていると発熱の原因になることもあるようです。
防水・防塵機能で密閉性が高い
スマホの基盤内部にはPCのように冷却装置はついていないので、長時間使うと端末の内部に熱が溜まっていってしまいます。
防水・防塵機種でなければ、基盤内部にこもった熱などもある程度すぐに外へ放熱されるため、温度が下がりやすく、発熱が多いという印象があまりつかないことが多いんですね。
しかし、XZは防水・防塵機種で密閉性が高いので熱を溜め込みやすいです。
これを解決する方法はないので、どうしても嫌なら防水防塵じゃないスマホを変えるしかないですね。
色々ありますが、無難なところだとやっぱりiPhoneだと思います。7は防水防塵ですが、7より前のモデルは防水防塵ではないので狙い目はそこですね。
今だとソフトバンク正規代理店おとくケータイで、iPhone6の月額料金が6,660円で現金5万プレゼントのキャンペーンがあります。
XZが自分には合わないなと思う人は、違うスマホにしてもいいと思いますよ。
利用環境
一般的に、スマホは他の精密機器と違って手に持って操作をするという点で、机の上で触るPCなどより発熱を感じやすい特徴を持っています。
そのため、人の体温を含め全体的に温度が高くなる場所で使用すると端末の発熱温度も高くなる原因になってしまんですね。
たとえば、冬に同じような使い方をしていても発熱しなかったのに、夏になると急に熱くなる、といった違いが出たり、夏場に車内で置きっぱなしにしていたら高温になっていた、などはスマホの場合よくある事柄です。
基本的にスマートフォンは、操作していない状態でも通信してメールを受け取ったり、バックグラウンドでアプリが動いていたりするので、使う場所や時期、置いておく場所が発熱の原因になるということも注意しておきたいですね。
また、スマホの基盤内部にはPCのように冷却装置はついていないので、長時間使うと端末の内部に熱が溜まっていってしまいます。
特にXperia XZは防水・防塵機種で密閉性が高いので、その分熱が外に出ず端末を熱く感じる原因となります。
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対策
Xperia XZが発熱する場合の原因をご紹介しましたが、こうしてみると特性上ある程度は避けられない発熱もありつつ、ユーザーの使い方によっては防止できたり、対策ができそうな原因もありますよね。
それでは、実際、発熱を最小限に抑えたり、発熱してしまったときに熱を下げるためにどのような対策をすれば良いのでしょうか。
出来るだけ充電しながら操作をしない
充電をしていなくてもスマホの操作をしていると、バッテリーが少し熱くなったりアプリを使っていて発熱したり、という事象は発生します。
CPUが駆動することによって起きる発熱とバッテリーの発熱が重なって端末が熱くなるわけですが、さらに充電しながら操作を行うと3つの原因が重複するので大きな発熱になってしまいます。
また、充電しながら操作して電池を消費すると、バッテリーにも大きな負担がかかるので発熱とあわせてバッテリーの劣化を抑えるという点でも、充電しながらの通信やアプリ操作は出来るだけ避けましょう。
使わないアプリの削除
Xperia XZの端末内にアプリがたくさん入っていると、使っていなくてもバックグラウンドで通信を行ったり、アップデートしたりと常に動いているので、バッテリーも消費します。
また、公式でないアプリの場合、アプリ側が原因で異常な発熱をもたらすこともあるので、使わないアプリはすぐに削除しておくべきです。
ブラウザアプリやゲームアプリ、SNSアプリなど、よく使うアプリでも使わないときはバックグラウンド処理を停止させておくと発熱を防ぐ対処となるので、こまめにアプリを終了させる習慣をつけるのがおススメですよ。
ケースを外す
意外と盲点になりがちなのがスマホカバーです!Xperia XZの外側にお気に入りのスマホケースをつけていることで、熱がこもってしまっている場合もあるんですね。
特に端末全体を覆う手帳型の革タイプなどは熱を逃しにくいので、発熱しているなと感じたときは一度Xperia XZにケースをつけている場合、そのカバーを外してみてください。
電源を切る
Xperia XZを使っていて発熱が酷いな、と感じたら充電中の場合はいったん充電器から本体を外して、電源を切ってみましょう。
そのまま使い続けていると、一定の温度を超えた段階で端末の故障を防ぐため、フリーズしたり自動的に電源が切れてしまうこともあるので、その前にご自身で電源を切るほうが安心です。
電源を切ると数分程度で発熱は収まっていくので、ひんやりする温度ぐらいまで熱が冷めたらもう一度電源を入れましょう。
年数に応じてバッテリーを交換する
充電をしながら使ったりあまり通信をしない、アプリも使わない、という方の場合はバッテリーの劣化も少ないですが、Xperia XZのように高機能スマホを使う方の中にはヘビーユーザーの方も多いのではないでしょうか。
充電しながらでも使いたい、たくさんのアプリをインストールして全部使っているよ、なんて方はやはりどうしても、ライトユーザーより発熱することが多くバッテリーに負荷がかかりやすくなります。
バッテリーが劣化すると、本来の性能が発揮できず購入時よりも発熱しやすくなるので、Xperia XZを使っていて発熱が多くなったなと感じたら、バッテリーを交換することで症状が緩和される可能性もあるので検討してみてくださいね。
空冷で冷やす
あまり持っている方は少ないと思いますが、PCを冷やしたりする冷却クーラーです。今はスマホ様を出ているので、どうしてもすぐに冷やしたい人にはおすすめかもしれませんね。
うちわとか、扇風機でもいいと思いますが。。。
対策の注意点
Xperia XZが発熱した場合の原因と対策をまとめてきましたが、一方で絶対避けたほうが良い対策方法や、注意点もあるので豆知識としてご紹介します。
まずは、Xperia XZが発熱した!ヤバイ!と慌てて、ついやってしまいがちなNG対処方法がこちらです。
冷蔵庫に入れる
実はやったことがある!という方も多いと聞く、密かなNG発熱対処方法が冷蔵庫に入れて冷却するという方法です。
確かに、端末の温度を急速に冷やすには冷蔵庫に入れるとなんとなく効果がありそうで、特に夏場なんかはやってみようかなと思ってしまいがちですが、冷蔵庫に入れて冷却すると「結露」がおこる可能性があるので絶対NGです!
「結露」は、冷たいペットボトルを真夏の炎天下に置いたとき、一気に外側に噴き出す水滴のように、温度差が急激に変わると空気中の水蒸気が水になって周囲についてしまう現象です。
XZでも同じような現象が起こり、熱くなった基盤などが急に冷やされると端末内部にこの結露が発生してしまい、金属の腐食などの原因になりかねません。
XZは防水ですが、それはあくまで端末内部に水が入らない構造になっているというだけで基盤などのある内部に水滴が出てしまった場合、端末内部は防水になっておらず水濡れ故障になる可能性もあるので、絶対に避けましょう。
防水だから水で冷やす
冷蔵庫で冷やすよりは、たぶんしない方が多いとは思うのですが防水端末だから、発熱を冷やすために水に漬けた…このような対処方法もやはり故障の原因になります。
冷蔵庫で冷やすと内容がだぶりますが、あまり高温な場合は内部結露の危険性が高まりますのでやめておきましょう。
保冷剤・冷えピタなどで冷やす
これについても、上2つとほぼ同じ理由でダメですね。中が結露してしまうと自分ではどうしようも出来ないので、修理に出すしかありません。
もちろん、自然故障の保証対象外なので有料修理になってしまいます。
やはり故意的に冷やすならPCと同様で空冷で冷やしたほうがいいですね。
まとめ
スマホを使っていると一度は実感する発熱問題について、Xperia XZで起こった場合の原因と対策、注意点をまとめてみました。
高機能スマホであるXperia XZを動かすために、超精密な基盤回路も薄型端末の内部に入っているのですが、基盤自体もPCや家庭内ゲーム機と同様、使っているときに多少の発熱を伴うことがあります。
ただ、スマホの場合は本体を手に持って操作するという特徴があることから、PCや据え置きゲーム機よりも熱を感じやすい点もあるんですよね。
Xperia XZの発熱原因や特性を理解して、使い方に気を付けつつ、発熱したときには焦らずきちんと正しい対処をしてスマホライフを楽しみましょう。