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Apple Watch Series2 はバッテリーが向上!おサイフケータイなどの機能まとめ

2016/10/05

iPhone7などと同時に2016年9月、新発売が発表されたApple Watch Series2は待望のGPSやおサイフケータイ機能に対応し、Appleファンのみならず全世界から今もっとも注目を浴びているスマートウォッチですよね。

前作Apple Watchに比べてApple Watch Series2ではよりスタイリッシュな外観になり、また手軽に持ち出してスポーツなどのシーンで使える機能が満載です。

健康志向の現代人にはとってもありがたい仕上がりとなっていますが、反面気がかりなのが外へ持ち出してその機能をフルで使ったときの電池の持ちですよね。

今回は、そんな飛躍的に機能が向上したApple Watch Series2のスペックと、たくさんの機能がついて気がかりになるバッテリー持ちなどの最新情報を徹底的にまとめてみましたので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください!

新型iPhone 7の性能などはこちらをご覧下さい。→iPhone7 PlusかiPhone7どっちが買いなのかをスペックと価格比較で判断

 

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Apple Watch Series2のバッテリー持ちが向上

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出典:http://www.apple.com/jp/apple-watch-series-2/

 

前作Apple Watchはとても評判の良い商品でしたが、外で音楽を聴いたり通話や通信の機能を使うとバッテリーがあまり持たないという声も挙がっていました。

今回のApple Watch Series2では、バッテリー容量・CPU・OSの3点から電池持ちのパフォーマンスを劇的に向上させているんですよ!

バッテリー容量については公式発表がされていない部分ですが、リーク情報によると334mAhで、これは前作のApple Watchの246mAhを大きく上回っています。

 

バッテリー持ちが向上した理由

バッテリー持ちが向上した理由は、主に2つの要因があります。

  • デュアルコアプロセッサS2を採用
  • WatchOS 3を搭載

CPUは前モデルに比べて1.5倍の処理速度を持つ「デュアルコアプロセッサS2」を採用しています。

GPSやおサイフケータイといった前モデルにない機能を搭載したにも関わらず、処理にかかるスピードを速くすることによってバッテリーの持ちが向上しているわけなんですね。

そして、Apple Watch series2の発売にあわせて9/13にリリースされた最新のOS「WatchOS 3」も前モデル搭載の「WatchOS 2」に比べてアプリの起動スピードが劇的に高速化していたりバッテリーを節約するための工夫がなされているそうです。

 

WatchOS 3に詳しい内容はこちら→watchOS 3の新機能5選・OSインストール方法や注意点

 

使用時間18時間の内容

連続使用時間は前作Apple Watchと同じ「18時間」なのですが、GPSやおサイフケータイといったバッテリー消費をする機能が搭載されているにも関わらず使用時間が変わらないというのは非常にバッテリー性能が向上しているといえるでしょう。

ちなみに、この「使用時間18時間」とは、18時間のあいだに以下のような操作を行うことができた、というテスト結果に基づいているそうです。

  • iphoneとペアリングした状態で約15分に1回、時間をチェックし、約15分に1回電話やメールの通知を受ける
  • 45分間、GPSなどのアプリケーションを使用する
  • Bluetooth経由で30分間音楽を聴きながら、運動をして心拍センサーでの運動量の計測を行う

このように、ただ単純に時計として利用するのではなく、さまざまな機能を使いながら約18時間バッテリーが持つということです。

スポーツなどで外出中に電池持ちの心配をするということはあまりなさそうですね。

 

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スペックや機能

 

バッテリーの持ちも良くなり、GPS、おサイフケータイなどを搭載したうえで防水の性能も上がっているApple Watch Series 2の詳細なスペックを一覧にしてみました。

機種名 Apple Watch Series2
OS Watch OS3
チップ(プロセッサ) デュアルコアプロセッサ S2

ストレージ

(使用可能容量)

約8GB

(使用可能容量は2GB)

GPS
バッテリー

リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵

最大18時間

磁気充電ケーブル

充電方法 Apple Watch磁気充電ケーブル
サイズ

(38mm)縦38.6mm

横33.3mm

厚み11.4mm

(42mm)

縦42.5mm

横36.4mm

厚み11.4mm

ディスプレイ素材

第2世代の感圧タッチ対応OLED

Retinaディスプレイ

サファイアクリスタル(ステンレススチールケース/セラミックケース)

lon-Xガラス(アルミニウム)

272 x 340ピクセル(38mm)

312 x 390ピクセル(42mm)

端末素材(ケース)

(アルミニウムモデル)

アルミニウムケース

スポーツバンドまたはウーブンナイロンバンド

(ステンレスモデル)

ステンレススチールケース

スポーツバンド、ステンレススチールバンドまたはレザーバンド

(セラミックモデル)

セラミックケース

スポーツバンド

画面サイズ 38mm/42mm
Bluetooth 4.0
Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz
センサー

GPS

心拍センサー

加速度センサー

ジャイロスコープ

環境光センサー

音声通話
音声操作 ○(siri)
おサイフケータイ ○(Apple Pay+Felica搭載)
防水・防塵 50メートルの耐水性能
重量

28.2g(38mm)

34.2g(42mm)

価格(税抜き)

37,800円~(38mm)

40,800円~(42mm)

予約開始日 2016年9月9日
発売日 2016年9月16日

 

GPS搭載でスタンドアロン化

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出典:https://www.youtube.com/watch?v=p2_O6M1m6xg

 

Apple Watch Series2のスペックの中で、やはり特筆すべきは前作Apple watchで対応していなかったGPSを搭載したことではないでしょうか。

前作ではiPhoneがないとランニングなどの走行距離が測れなかったため、スタンドアロンなスマートウォッチとはいえなかった部分がありました。

Apple Watch Series 2にはGPS機能がついているのでiPhoneなしでも計測を行うことができ、スタンドアロン型のウェアラブルウォッチとして利用できるシーンが増えています。

音楽や通話、通信機能はApple watch単体でも使用できたのですが、GPSがついていないためにウェアラブルの良さが引き出せていなかったんですよね。

Apple Watch series 2ではGPSのお陰で自動時刻補正も完璧になり、ウォーキングやランニング、サイクリングのときにはその速度やペースを正確に測定できるようになっています。

 

50メートルの耐水性能についての解説や注意点

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出典:https://www.youtube.com/watch?v=p2_O6M1m6xg

防水性能は「50mの耐水」となっていますが、水深50mまで潜っても使えるの?など、ちょっと疑問に感じる点がありますよね。実際どのような状況で使えるのでしょうか。

実はこの数値、「50mの深さでも防水できるが、動きによって水圧がかかる場面では使えない」という基準となっています。

つまり、Apple Watch Series 2を動かさなければ50m程度の水の深さまでは防水ができるというわけですね。

腕時計を人間の体につけたまま50mの深さに潜るというと、ダイビングなどのスポーツが思い浮かびますが、Apple Watch Series 2の場合、そこまでの防水性能はないので注意しておきましょう。

一方で、水圧のあまりかからない激しい水しぶきを伴う動き、つまり競泳などのスイミング時は基本的にApple Watch Series 2をつけたまま計測を行ったりすることができます。

いずれにせよ生活防水程度だった前作に比べると本格的な防水性能といえますね。

Apple Watch series 2を購入したからといって、ダイビングなどを一緒に楽しめるわけではなく、あくまで「泳ぐ」ことを目的としたスポーツシーンで使えるという程度のものだということを頭においておきましょうね。

 

iPhone7の耐水性能IP67って?iPhone7/Plus水濡れの損傷は保証対象外

 

おサイフケータイ

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出典:http://www.apple.com/jp/apple-watch-series-2/

 

おサイフケータイについてはApple Watch Series2自体がFelicaチップを搭載しているので、単体で支払いができます。

Apple Payに登録さえすればコンビニなどSuicaやID、Quick Pay支払いができる店頭でApple Watch Series2をかざしてお買い物ができちゃいます。

もちろん、Suica対応の改札機もApple Watch Series2だけをかざして通過できるので、もしかするとiPhone7を持っているより便利かもしれません。

しかも、Apple Watch Series2を持っていれば、Felica非搭載機のiPhone5などでもペアリングすることでApple Payや上記のように店頭で決済をしたりすることが可能となるんです!

これって、おさいふケータイのためだけにiPhone7や7Plusに買い換えるかどうかを検討されている方には朗報ですよね。

ApplePayの注意点や詳しい内容はこちらをご覧下さい。→iphone7のおサイフケータイ(FeliCa)の注意点・そもそもApplePayとは?

 

まとめ

Apple Watch Series2の気になるスペックやバッテリーの向上など最新情報をご紹介しましたが、バッテリーについては前作よりかなり機能的に高性能になりました。

それなのにも関わらず駆動時間が変わらないどころか向上しているため、単体で使えるスタンドアロン化がより進んだといえますね。

Apple Watch Series2は、おサイフケータイ、水泳などを計測できるレベルの防水、そしてスタンドアロン化をさらに促進するGPS機能と、ますます便利になっています。

スポーツシーンでの利用はもちろん、iPhone7以前のモデルを使っていておサイフケータイなどを使いたい方にもオススメのオシャレでスマートなウェアラブルウォッチなので、新発売のタイミングで体験してみてはいかがでしょうか。

 

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