Apple PayのID&QUICPayの使い方や登録方法などその他の疑問を解説
iPhone7/PlusにFelicaが搭載され、ついに使えるようになったおサイフケータイ機能「Apple Pay」がついに使えるようになりましたね。
電子マネーで決済できるApple payサービスは、「iD」や「QUICPay」を使ってコンビニやスーパーなど身近な場面でiPhone7/Plusをレジの読み取り機にかざせば支払える、とても便利なサービスです。
ただ、この「iD」や「QUICpay」というサービス、これまでおサイフケータイを利用したことのある方も、これから使う、という方も意外に知らない方が多いのではないでしょうか。
今回はApple Payを利用する前にチェックしておきたい「iD」「QUICpay」のサービス内容や使える場所のほか、Android端末のおサイフケータイとの違いなどを徹底的にご紹介します。
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目次
そもそもiDとQUICPayとは
iDとQUICPayはどちらとも現金で決済できるプリペイドサービスですが、ポストペイ(後払い式)になるのでわざわざ事前にチャージしておく必要がないんですね。
2つのサービスの一番の違いはサービスの運営会社で、iDはドコモと三井住友カードが提携して運営、QUICPayはJCBが運営しています。
ID・QUICPayに対応のクレジットカード
iD、QUICPayともに登録したクレジットカードの支払い方法をどちらにするか、店頭で指示したうえで利用できます。
それぞれのクレジットカードで、iDしか使えないもの、QUICPayしか使えないもの、両方使えるものと分かれています。なので、登録したクレカによってどちらが使えるのか変わってきます。
iDのみが使えるクレジットカード
- dカード
- 三井住友カード
- イオンカード
- ライフカード
- ファミマTカード
- 大和ハウスフィナンシャル
- ペルソナSTACIAカード
QUICPayのみが使えるクレジットカード
- JCB
- 三菱UFJニコス
- セブンカード
- トヨタファイナンス
- UCSカード
- アメリカン・エキスプレス
- アプラス
どちらも利用できるクレジットカード
- オリコカード
- クレディセゾン
- ユーシーカード
- セディナ
登録方法
ID・QUICPayに登録するのではなく、Apple PayのWALLETアプリにクレジットカードを登録すればID・QUICPayが使える仕組みです。
Apple PayでiDやQUICpayを利用する場合、まずはApple Payに対応している各種クレジットカードの中でiDやQUICpayに対応しているものを用意します。
登録方法はiD・QUICpayともにiPhone7/Plusの「Walletアプリ」にクレジットカードを登録する手順で、以下の方法となります。
手順
「Walletアプリ」
↓
「カードを追加」
↓
カメラでクレジットカードをスキャン
↓
カード情報を画面の案内にしたがって入力
↓
カード会社による情報の正誤チェックが入るので少し待つ
↓
画面に完了と出たら「設定」
↓
「Wallet と Apple Pay」に戻り「次へ」を押す
注意点
iDやQUICPayに対応しているクレジットカードでも、Apple Payで対応していないものは登録ができないので気をつけてくださいね。
また、登録の際はiPhone7/PlusのOSが最新バージョンであることを確認しておきましょう。
ID・QUICPayが使える場所(スーパーなどのリアル店舗)
出典:http://www.apple.com/jp/apple-pay/getting-started/
iDとQUICPayはそれぞれ対応しているクレジットカードが異なりますが、利用できる場所も違い、iD・QUICPayともに使える場所とiDしか使えないお店、QUICPayしか使えないお店とあります。
iD、QUICPay両方とも使える場所
コンビニ
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- サークルKサンクス
- ポプラ
- ローソンストア100
- ローソンマート
- 生活彩家
スーパー
- イオングループ
- イトーヨーカドー
- 平和堂
- ピアゴ
- アピタ
家電量販店
- ヨドバシカメラ
- EDION
- ビックカメラ
- コジマ
ドラッグストア
- ココカラファイン
- ドラッグセガミ
- ツルハドラッグ
- ドラッグユタカ
- セイジョー
レストラン
- サガミグループ
- ロイヤルホスト
- すき家
旅行関連
- 新千歳空港ターミナルビル
- スパリゾートハワイアンズ
タクシー
- 東京無線タクシー
- さくらタクシー
- チェッカーキャブ
書店
- 紀伊國屋書店
- 八重洲ブックセンター
iDのみ使える場所
ドラッグストア
- クスリのアオキ
- 薬王堂
レストランなど
- マクドナルド
- かっぱ寿司
- バーミヤン
- ジョナサン
旅行関連
- オリックスレンタカー
- 東京サマーランド
- としまえん
- INTERCONTINENTAL TOKYO BAY
- ROUTE INN
- 富士急ハイランド
- 箱根小涌園ユネッサン
- 近畿日本ツーリスト
- 通天閣
- 東映太秦映画村
ショッピング
- 洋服の青山
- Levi’s
- Paris Miki
- 紳士服のフタタ
- CASUAL HOUSE 306
- ドコモショップ
書店
- 丸善
- BOOK OFF(一部)
- TOWER RECORD(CDショップ)
その他
- カラオケシダックス
- BIG ECHO
- 歌広場
QUICPayのみ使える場所
レストランなど
- 味の民芸
旅行関連
- ANA FESTA(空港)
- APAホテル
ショッピング
- ライトオン
- OUTLET-J
- マックハウス
- マックハウスプラザ
- コナカ
書店
- 古本市場
- HMV(CDショップ)
その他
- モッズヘア(美容院)
コンビニやイオンなど全国展開しているスーパーでは、ほぼiDもQUICpayも利用可能ですが、レストランなどはiDのほうが使える店舗が多いイメージですね。
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iD、QUICPayの使い方
iD、QUICpayともに支払い時の使い方は同じで、まずレジなどで支払い方法をどちらにするか伝え、iPhone7/Plusの端末を以下のように操作します。
手順
ロック画面でホームボタンを「ダブルタップ」
↓
クレジットカードが一覧で出てくる
↓
利用したいクレジットカードを選択
↓
指紋認証
↓
レジのICリーダー(読み取り機)にかざす
カードを1枚のみ登録している場合は、選択する必要がないのでクレジットカードの画面に移行した瞬間に指紋認証をすれば支払い可能です。
複数枚登録している場合は、最初に登録したカードが優先設定されているので、ほかのカードを利用したい場合のみ選択が必要となります。
iD、QUICPayのAndroid版との違い
iDやQUICpayのサービス内容はApple PayでもAndroid機のおサイフケータイでも同じですが、利用方法などにいくつかの違いがあります。
支払い時の操作
Apple Payの場合、支払い時に指紋認証が毎回必要ですが、おサイフケータイの場合は認証などは不要です。
Apple Pay利用時のほうが面倒な気もしますが、指紋認証が必要ということは万が一紛失してしまったときでも他人に利用される心配がない点ではセキュリティーはしっかりしていますね。
iDとQUICPayの設定方法
iDとQUICPayの設定の仕方もApple PayとAndroid機では違いがあります。
Androidの場合、クレジットカード会社にiDやQUICPayのカード発行を依頼し、設定に必要な情報が郵送で送られてきます。
依頼してから郵送で届くまでに1週間~1ヶ月ほどかかり、登録時に手入力します。
まとめ
Apple Payを使う前に知っておきたいiD&QUICPayの使い方や登録方法などをご紹介しました。
基本的にはiDのほうが使える場所が多く便利ですが、QUICpayも利用できるお店ではiDと同様、簡単な操作で決済ができるのでありがたいですよね。
iPhone7/PLUSで決済する場合、指紋認証をしなければならないのは少し面倒ですが、実際はかなり反応が早いのでほとんどもたつかずに支払いできるようです。
iPhone7/PLUSを購入して、Apple Payにクレジットカードを登録するときには、iD・QUICpayどちらの支払いができるかを確認したうえで行い、その便利さを体感してみてくださいね。
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