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【Xperia XZ】前モデルとのバッテリー比較と電池持ちを改善する方法6選

2017/09/12

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ついに日本でも2016年11月上旬の発売が発表されたXperia XZは、ソニー Xperia Xシリーズのフラグシップ機というわけで、秋冬モデル一番の注目株ですよね。

特にカメラ機能の大幅アップや4K動画の復活など、ユーザーにとって喜ば しい変化が著しいところですが、一方で2015年のフラグシップ機Xperia Z5や、2016年夏発売のXperia X Performanceなどと比べてバッテリーの 持ちは良くなっているの?と気にされている方も多いのではないでしょうか。

今回は、Xperia XZ購入前にチェックしておきたいバッテリーの持ち時間を、分かりやすくこれまでのXperiaシリーズと比較してみました!

また、購入してから使っていてXperia XZのバッテリー持ちが悪いな、と 感じたときのおすすめ改善方法も載せているので、購入前も購入後も「アレっ!?」と感じたときにはぜひ試してみてくださいね。

 

XZ・X Performance・Z5・Z4を比較

Xperia XZは2015年秋に発売されたXperia Z5と同じ2,900mAhのバッテリーが使われています。

この2,900mAhというバッテリー容量は、2015年夏モデルとして発売されたXperia Z4に関してもほぼ同じで、2,930mAhのバッテリーを使っているので最近の5インチクラスでは主流のサイズといえるのではないでし ょうか。

一方、2016年夏発売のXperia X Performanceは、端末が小型化された分バッテリー容量も少し小さくなり2,570mAhの容量となったため、XZのほうがバッテリーの持ちは良いのではないか、といわれています。

バッテリー容量だけを見るとXperia Z4、Z5とXZは同じくらいのバッテリ ー持ちになりそうですが、実際には端末のCPUの性能などによって利用可能な時間は変わってくるので、一概に同じだけの時間使えるとはいえない んですよね。

Xperia XZ、X Performance、Z5についてはソニーがデベロッパー向けに音楽再生時間などを公開しているものがあるので、参考にしてみると実際に使える時間にかなり違いがあることが分かります。

  • Xperia Z5…音楽再生(87時間)動画再生(8.7時間)
  • Xperia X Performance…音楽再生(75時間)動画再生(10.8時間)
  • Xperia XZ…音楽再生(78時間)動画再生(11時間)

(参考サイト:http://developer.sonymobile.com/downloads/group-whitepapers/

 

Xperia Z4については記載がありませんでしたが、ドコモ版のものについてはドコモ公式サイト上で、一般的な使用をした場合の利用時間が以下のように記載されています。

  • Xperia Z4…約67.8時間
  • Xperia Z5…約77.4時間
  • Xperia X Performance…約80時間

 

バッテリーの使用時間には、バッテリー容量のほかにディスプレイサイズ なども大きく関係するので、5.2インチの画面サイズを持つZ5、Z4に比べて5.0インチのX Performanceは使用時間が少し長くなっているん ですね。

Xperia Z4については発熱がスゴイと一時期話題にもなり、バッテリー持ちの悪さも発熱がひとつの原因になっていると考えられます。

CPUと性能、端末構造や基盤との組み合わせを見直したZ5では発熱がかなり改善されているため、Z5とZ4ではほとんど変わらないバッテリー容量にも関わらず、使用時間に大きな差が出ているわけですね。

XZはZ5やZ4同様に5.2インチ、バッテリー容量もZ5と同じで発熱についてもZ5と同じようにきちんと対策されていると考えられるので、基本的にZ5とあまり変わらないバッテリー持ちになるのではないでしょうか。

一方、ディスプレイサイズも若干小さめですがバッテリー容量も少なくなるX Performanceに比べると、音楽・動画再生時間を見る限り、 どちらも使用可能時間が延びているので、X  Performanceよりもバッテリーの持ちは良さそうですよ。

 

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バッテリー持ち改善方法

Xperia Z4、Z5、X Performanceと比較した結果、XZは高性能カメラなどを搭載しているわりにはバッテリー持ちが悪くはないようで安心ですが、それでもやはり実際に利用していると「電池持たないな」と感じることもあるでしょう。

あまりに酷くバッテリー持ちが悪い場合、持ちを改善するためのソフトウェアアップデートなどメーカー側で対策が入ることもありますが、設定などを変えることで簡単に改善できる場合もあるんですよね。

それではXperia XZでバッテリー持ちが良くないと感じたとき、すぐに対処できる方法をいくつかご紹介します。

 

通信状況に応じて設定をこまめに変更する

意外と忘れがちな設定変更がこの通信状況に関するもので、たとえばWi-Fi、GPS、Bluetoothなどを使わないときはOFFにすると、それだけでバッテリーの持ちは劇的に改善するといわれています。

特に、GPSはバッテリーの消耗が激しいので地図を見たり現在地をSNSなどにアップしたいときだけONにして、それ以外のときは基本的にOFFに設定しておくほうが良さそうです。

また、Wi-Fiも利用しないときにONにしていると移動中などその都度、回線を検索してしまうのでOFFにしてみましょう。

長距離移動中は基地局が変わるごとに電波を拾いに行くため、使っていなくても普段以上のバッテリーを消費します。

そんなときは、飛行機に乗らなくても一時的に機内モードを使ってみるとバッテリーの節約に一役買ってくれますよ。

 

充電しながらの利用を控える

バッテリーを充電しながらXperia XZを使うと、バッテリー残量を消費しながら増やしていくため必要以上の負荷がかかるんですね。

発熱の原因にもなり、発熱することで過剰なバッテリー消費にもつながってしまいますし、バッテリーの寿命が短くなる原因でもありますので、極力充電しながらの利用を控えると電池の持ちは良くなります。

 

スリープ設定を短めに設定する

Xperia XZのホーム画面にLINEなどの通知を表示する機能は便利ですが、端末設定のスリープまでの時間を長めに設定していると、ディスプレイのバックライトを照らすためバッテリー消費が激しくなります。

バッテリーの持ちが悪いと感じたら、スリープ設定の時間を見直したり、ディスプレイの明るさを暗めに設定すると良いでしょう。

 

発熱を極力抑える

充電しながらの操作もそうですが、気温の高い場所に放置したり、ゲームなどのアプリを起動したまま置いていると、操作をしていなくても発熱してバッテリーを過剰に消費してしまうことがあります。

動画を観たりゲームをしたり、とXperia XZを使っていると発熱することもありますが、あまり発熱の温度が高くなったり頻繁になるとバッテリーに負荷がかかり、持ち時間が低下してしまうんですね。

日ごろから出来る限り発熱しないように使い、発熱した場合は電源を切るなどして使用を控えるように対処しながら、バッテリーへの負荷を低減する使い方を心がけましょう。

 

夜間モードや省電力設定を上手に使う

Xperia XZは操作をしていないときでも、バックグラウンドでアプリのデータが更新されたり、LINEやメールの通知があったりと知らず知らずにバッテリーが消費されています。

寝ている間や仕事中、授業中など使用できないときは省電力モードに設定したり、夜間モードをONにしておくとバッテリーの持ちを改善することが出来るので、試してみてくださいね。

 

Battery Care(いたわり充電)の設定で電池の劣化を防ぐ

Xperia XZは、寝る前に充電器に端末を挿すとユーザーの睡眠時間を計測し、その時間までに充電が完了するようわざと流す電流を少なくし、時間をかけて充電する「Battery Care(いたわり充電)」という機能がついています。

急速充電をしてバッテリーに負荷がかかり寿命が短くなるのを防ぐ目的で付けられた「Battery Care(いたわり充電)」をONにすると、充電には時間がかかりますがバッテリーが劣化しにくいので全体的にバッテリー持ちの改善につながるんですね。

 

まとめ

2016年待望のソニーXシリーズ、フラグシップモデルXperia XZの日本発売が間近に迫ってきたので、購入検討にも役立ち、また購入後の利用で気になったときにも使えるバッテリー比較やバッテリー持ちの改善方法をまとめました。

発熱問題が取りざたされたZ4や、バッテリー容量の小型化で使用時間が短くなったといわれるX Performanceなど、高性能なだけにバッテリーの持ちを不安視する方も多いXperiaシリーズですが、XZの持ちは比較的良さそうなので期待できそうですよ。

使い出してバッテリーの持ちが悪いな、と感じたら設定変更で改善することも多いので、ぜひ今回ご紹介した改善方法を参考にご自身でも調整してみてくださいね。

 

 

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